特殊光による内視鏡診断(NBI)
オリンパス社が開発した狭帯域光をNBIと言い、通常光とは異なる光(狭帯域光)を使用することによって、非常に小さな病変を早期発見することが可能になります。狭帯域光を手元で簡単に操作できるので、患者さんには負担がかかりません。
大腸カメラ
下部消化管内視鏡検査とは、一般に「大腸カメラ」と呼ばれている検査です。肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を観察し、大腸ポリープ、大腸がん及び腸炎の診断することができます。検査中には、必要に応じて大腸ポリープの切除や、組織の一部を採取(生検)します。
大腸がんの発症には加齢、飲酒、喫煙、食の欧米化、運動不足といった生活習慣が大きく関わっているとされていますが、ほとんどは良性の大腸ポリープから発生することが知られています。そのため、良性のポリープの時点で切除することが大腸がん予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと症状が出ないため、早期発見のためには症状のない段階から定期的に大腸内視鏡検査を受けることが有効です。
当クリニックでは大腸内視鏡検査に対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」という検査に対する不安を解消できるような環境をめざし、安心して1人でも多くの方に定期的に大腸内視鏡検査を受けていただけるように、また、地域の方々の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。健康診断で便潜血反応陽性になった方、日ごろから便や腸などに不安がある方は、お気軽にご相談ください。
Feature01
鎮静剤を用いて、ウトウトとしている間に終わる検査
適量の鎮静剤を用いて、眠ったような状態で検査を受けることができます。そのため、検査中のことは覚えておらず、苦しさや違和感のない状態で検査を終えることができます。
【鎮静剤の使用を強く推奨される方】
【鎮静剤を使用する際の留意点】
検査終了後30~60分の院内での安静が必要です。
自転車、車の運転はできません。徒歩もしくは公共交通機関を用いて来院ください。
Feature02
検査後は個別のリカバリールームでゆっくりお休みいただけます
検査後には、リカバリールームに移動し、そのまま約30-60分お休みいただきます。
Feature03
大腸ポリープ切除の日帰り手術も対応
検査時にポリープが発見された場合、その場で切除することも可能です。
大腸ポリープは大腸がんの原因になるため、がんになる前にポリープを取り除くことは、がんの予防になります。ポリープを切除しても入院の必要がなく、その日のうちにご帰宅いただくことができますが、日帰り手術のリスクが高いと判断した場合は、入院にて処置が可能な連携医療機関をご紹介いたします。
Feature04
消化器外科専門医の院長及び内視鏡に特化した医師による検査
当クリニックでは、消化器外科専門医の院長をはじめ、内視鏡検査において長年の経験と知識をもつ医師が検査を行います。悪性疾患をはじめ、当クリニックでの対応ができない疾患が見つかった際には、症状に適した高度医療機関をご紹介できるバックアップ体制を整えています。
Feature05
苦痛の少ない挿入法、軸保持短縮法による検査
大腸カメラ検査は技術の差が顕著に出る検査です。当クリニックでは、軸保持短縮法を取り入れ、腸を圧迫せず内視鏡スコープだけを挿入します。大腸は、押されたり伸ばされたりすることで痛みが生じますが、なるべく腸壁を押さないように挿入できるように、細い内視鏡スコープと医師の高い技術によって行っています。
Feature06
炭酸ガスを用いたお腹の張りを減らす検査。
大腸検査時は、空気で腸管を膨らませながら行います。空気は腸からの吸収が遅いため、お腹の張りが検査後もしばらく残り、お腹の不快感が生じてしまいます。当クリニックでは、空気の代わりに空気の200倍も早い吸収率がある炭酸ガスを使用するので、検査後のお腹の張り感や不快感がほとんどなく、検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能です。
※炭酸ガスは体内に吸収されても身体に害を及ぼすものではありません。
Feature07
前処置の工夫
大腸内視鏡検査は、検査前に腸管洗浄液(下剤)によって腸内をきれいにする必要があります。この下剤を飲むことが、大腸内視鏡が大変といわれる要因の一つにもなっています。そのため、当クリニックでは少しでも楽な環境、楽な方法で前処置を行っていただけるように工夫をしています。
・一般的に腸管洗浄は、検査当日に2リットルもの下剤の服用が必要ですが、当クリニックでは、その半分程度で高い洗浄効果が得られる新しい下剤(モビプレップ)を採用しています。その分、飲む量に対する負担が軽減します。その他、下剤を飲むことが苦手な方には、錠剤(ビジクリア)もあり(錠剤50錠、水またはお茶2リットルの内服が必要になります)患者さんに合わせた腸内洗浄液を選ぶことが可能です。
・前処置の下剤を服用いただく場所につきましては、患者さんのご希望や環境に合わせて、ご自宅でも、ご来院していただいた後の服用でも、どちらにも対応いたします(ご自宅で飲んでいただく場合は、午後に検査を受けていただきます)。
Feature08
最新の内視鏡システムを採用
微細な病変もはっきりと観察することができる高精細・高画質の内視鏡システムを導入しております。そのため、どんなに小さな病変でもすばやく発見・診断できる環境が整っております。
Feature09
胃カメラと大腸カメラの同時検査
当クリニックでは胃カメラ検査、大腸カメラ検査の両方を1日で受けることができます。1日で受けていたくメリットとして、検査スケジュールを別に作る必要がなく、事前の食事制限も1回であり、通院回数も減らせます。また、大腸カメラ検査で大腸ポリープが発見された場合、その場で切除します。
Feature10
土曜日の検査も可能
平日は忙しくてなかなか休めない方のために、土曜日も内視鏡検査を行っています。
Feature11
イオン東雲すぐ近く
オリンパス社が開発した狭帯域光をNBIと言い、通常光とは異なる光(狭帯域光)を使用することによって、非常に小さな病変を早期発見することが可能になります。狭帯域光を手元で簡単に操作できるので、患者さんには負担がかかりません。
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
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大腸内視鏡検査(観察のみ) | 約2,500円 | 約5,000円 | 約6,000円-7,000円 |
大腸内視鏡検査+生検※ | 約3,000-5,000円 | 約6,000-10,000円 | 約9,000-15,000円 |
ポリープ切除 | 約10,000円 | 約20,000円 | 約20,000-30,000円 |
(税込)
※生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です
※上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります
大腸内視鏡検査をご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします(WEB予約の方は胃内視鏡検査に関しての注意点を熟読いただき、検査当日に看護師からのご説明を受けていただきます。)。
検査着に着替え、ストレッチャーに横になっていただいた後。点滴をさせていただきます。その後、鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
検査終了後はリカバリールームで休憩いただき、その後、医師より結果説明を行います。(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。
鎮静剤を使用した場合、車等の運転はできませんのでご注意ください。
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